2022年1月5日
今日は私の赤ちゃんの予定日です。
もしかしたらもう産まれていたかもしれませんし、まだお腹の中にいたかもしれません。
この日が来るのは本当に怖かった。
私が生きていていいのかな、予定日が来たら死んでしまうんじゃないか。
色々考えました。
だけど、今の私にできることは、本当にあの子のことを忘れずに強く幸せに生きていくことなんだと言い聞かせています。
三が日は親戚の集まりに行っていました。
すると少し遠い親戚のお姉さんが妊娠中で、春に赤ちゃんが産まれるそうだと聞きました。
私は家族、親戚誰にも妊娠したことも中絶したことも伝えていないので、あの場で後ろめたく悲しい気持ちになったのは私だけだったと思います。
祖母も「いつか貴女が結婚して、ひ孫が産まれたら、この家ももっと賑やかになるね。それを楽しみに長生きしなきゃ」と嬉しそうに話していました。
そうだよね、見たいよね。ひ孫
もしかしたら今年のお正月は、彼と一緒に祖母に会って、家族だって増えていたかもしれません。
その現実が苦しかったし、悲しかった。
中絶してからは、たらればばかり考えてしまっていて現実から目を背けてしまっていたのかなと思ったりもします。
もしかしたらこうだったのかも。妊娠継続できていれば、もっと幸せだったのかも。
そんなことばかり考えていたらあっという間に予定日当日になりました。
私と彼は新年を迎えておめでとうと親戚に囲まれて笑っているけど、あの子はいない。
あの子がどんなものを好きになって、どんな風に笑って、話して、どのように成長していくのか、見届けられる親でありたかったです。
産んであげられなくてごめんなさい。
本当にごめんなさい。
わがままかもしれないけど、私たちのことを見守ってくれていたら嬉しいです。
大好きです。